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青い空とピンクの花の美しい色の調和をご覧ください。
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グールドによる最高の石版画技術、美しい色合い。
クリックで拡大画像をご覧になれます。
Klaverのロゴは、実物にはありません。
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2羽とも、顔の部分に金彩が施されているのがわかりますでしょうか。
写真ではわかりにくいのですが、実物はキラキラしています。
[写真をクリックで拡大] お値段に含まれている額装仕様です。
本格的な英国式額装です。
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こちらはほかの絵の額装ですが、同じグールドのハチドリであり、サイズ感は同じです。
かなり立派で、迫力があります。
*グールドの鳥類図譜は、玉川大学で研究が行われています。詳しくは、玉川大学教育博物館の素晴らしく充実したホームページをご覧になることをおすすめします。 -->>
グールドと鳥類図譜
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ジョン・グールド「ハチドリ科鳥類図譜」より
フリルドコケット ハミングバード
Frilled Coquette
〜芸術作品と称される「巣」、赤ピンクの花、金彩の羽根、人気の要素がいっぱいの
かわいいハチドリ〜
作:
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John Gould ジョン・グールド(1804-1881,英国)
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原典:
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ハチドリ科鳥類図譜『Book of Hummingbirds 』(1849-61年)ロンドン,初版
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手法:
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手彩色石版画
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シート寸法:
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インペリアル・フォリオ判
約54.0 * 36.5cm
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額縁:
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こちらは額装済みです。
アンティーク調の木製額 (裏面につりひもつき)
UVカットアクリル板
*額縁つきのお値段です
*額装部材は新品です
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外寸法:
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76*56cm(額縁の外側を測ったサイズ)、3.5kg
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ハチドリ科 フリルドコケット(Frilled Coquette)
「ハチドリ科鳥類図譜」からの一枚。
なんといっても、巣にちょこんと入っているハチドリのかわいらしさ!
湯船につかって、ほっこりしているようです。
ハチドリの巣は、「ティーカップ」と称されるようで、芸術作品のように美しく、そして精巧なのだとのこと。
3羽のハチドリがそれぞれ思い思いに、いきいきと生きている様子。
明るく平和で、幸せに満ちた一枚です。
ハチドリの光彩が、とても美しく出ています。拡大写真をご覧ください。
本物の金箔を使って表現したものです。
角度によって、キラッと光ります。
幸せ感いっぱいで、飾る場所にたくさんの幸運をもたらすものと思います。
人気の「ハチドリ科鳥類図譜」で、本格的な豪華英国式額装がついてこのお値段、たいへんお買い得です。
シミや汚れはほとんどなく、大変状態のいいものです(160年ほど前の版画原本ですので、多少の汚れ等はあるかと存じますが、本物のアンティーク版画の味わいとしてお考えください)。
一生飾っていただけます。
家の見せ場に、最適です。
ジョン・グールドとは
1804-81年イギリス。鳥類学者、鳥類画家の歴史的な第一人者です。写真のないこの時代、石版画の驚愕の技術で鳥類を美しく描き、鳥の研究に寄与しました。
ダーウィン「種の起源」のもとになったグールドの研究
学術的にはなんといっても、ダーウィンとともに研究をすすめ、「種の起源」執筆に大きな影響を与えたことが大きいでしょう。
ダーウィンがガラパゴス諸島で発見した鳥の特徴にグールドが気づき、それがあの「種の起源」構想のもととなったのです。グールドがいなかったら、ダーウィンの「種の起源」もなかったかもしれません。
そしてグールドは鳥の研究に、世界各地をまわります。当時は未開の地であったヒマラヤの鳥を求めて赴いた成果が「ヒマラヤ山脈百鳥類図譜」(1832年)、同じく未知の世界であったオーストラリア大陸に渡りつくりあげたのが「オーストラリア鳥類図譜」(1848年)。
同じく未知の大陸であったアメリカ。アメリカ大陸にしか生息しない鳥であるハチドリには大きな興味を示し、「ハチドリ科鳥類図譜」(1861年)を完成させます(この作品は、そのうちの一枚です)。
こういった過程でグールドはたくさんの新種を発見します。科学者として鳥類学に残した功績は、はかりしれません。
博物画史上、最も美しく繊細な鳥類図譜
そしてまた、50年以上にわたって制作され続けた図鑑中の鳥の絵は、美しい石版画作品として、芸術的にも高い評価を受けています。
グールドの鳥類図譜制作は、妻のエリザベスと二人三脚で始まりました。グールドがスケッチしたものを、奥さんが石版画におこすという方法です。
妻エリザベスは芸術的才能に優れた人で、質の高い石版画を仕上げました。グールドの鳥類図譜がただの科学的な図鑑にとどまらず、芸術的に美しいのは、この奥さんのおかげだといわれています。彼女は涙ながらに乳児を親類に預け、夫グールドについて世界を航海し、オーストラリアにまでも同行しています。
鳥類は、とくに南国のトロピカルな鳥になりますと、色彩が派手で華やかになります。玉虫のような光彩があったり、金箔のような金属色があったり、それを手彩色石版画で見事に表現しています。
当時、科学者とは関係のない貴族のあいだでもその絵の美しさは評判となり、図譜をコレクションする人々が多く生まれました。
現代でもグールドの鳥の絵は、たいへんな人気があります。
実際の作品を目にしますと、その大きさ、色彩の美しさに圧倒されます。
なぜ大きいかといいますと、グールドは鳥を実物大で描こうとしたからなのですね。
よって、大型の鳥類ほど画面いっぱいに描かれています。
まるで鳥の息づかいが聞こえてくるかのような、羽の感触が伝わってくるかのような、いきいきとした躍動感に満ちあふれています。
日本の皇室とのゆかり
わが国では、ご結婚前の紀宮さまがご勤務先の山階鳥類研究所にて、グールドの鳥類図譜を研究なさっていたことでも知られています。
ご著書も出版されています。
紀宮清子著「ジョン・グールド鳥類図譜総覧」2005年
天皇皇后両陛下はじめ秋篠宮家の方々も、グールドの展覧会をご覧になっています。
ハチドリ科鳥類図譜とは
グールドが40代後半から50代はじめにかけて手がけた図譜です。
奥さんのエリザベスは死去し、代わって才能あふれる職人リヒターが製版を手がけたもの。シートの左下には、ヘンリー・コンスタンティン・リヒターの名が入っています。
グールドといえばハチドリ、と思い浮かべる人も多いようです。数ある鳥類のなかでも、グールドはハチドリにはとくに力を注ぎました。
ハチドリは花の蜜が主食だというところがなんともロマンチック。グールドはハチドリの背景に、ほとんど花を入れています。澄んだ青空に、花に鳥。
心穏やかになる、自然の美しい構図です。
欧米では、ハチドリは幸せをもたらす「喜びの鳥」といわれています。
当店で販売するグールド作品について
グールド作品には、現代になってから着色された「モダン・カラーリング」 または「レイター・カラーリング」と呼ばれる安価なものがありますが、それではありません。「モダン・カラーリング/レイター・カラーリング」とは、現代まで捨てられずに残っていた石版を使って白黒で刷り、あとから色をつけたものです。
その場合は、価格は半値以下になります。
当店でご提供する作品はどれも、とても貴重な、19世紀に制作されたオリジナル手彩色石版画です。
稀少なチャンスです。
ぜひこの機会にお求めください。
額装つき、税込み、送料込みのお値段で、お買い得です。
こちらはすでに額装済みです。ご注文後24時間以内に発送発送(出荷)します。
東京から近い地域でしたら、翌日のお届けも可能です。
*こちらの商品は、「送料無料」でお届けします。
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