カーティス「ボタニカルマガジン」より
スグリ
RIBES MULTIFLORUM No.2368
原典:
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Curtis's Botanical Magazine カーティス「ボタニカル マガジン」(英国)
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技法:
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Copper Plate(銅版画)、
Line engraving(線刻彫版法)、Hand Coloured(手彩色)
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シート制作年:
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1822年、ロンドン *制作年は図柄によって異なり、シートの下の文字列に記載されています。
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額装:
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額装は日本で専任技術者が行ったもので、額装の部材は新品です。
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額縁:
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ブロンズ色額縁(樹脂)アデル
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表面:
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アクリル
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マット:
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色:ブルー系(落ち着いた渋い青)、 ライン4本、 アメリカ製マーブル紙(手染めのため、一点一点模様の出方が異なります)
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裏面:
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つりひも付き
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外寸:
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33 *
42cm |
重量:
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約 0.8kg おすすめフック(絵と同梱できます):3kg荷重フック
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付属:
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ディスクリプション(この植物について、植物学的な内容をあらわした説明書き)の原本がつきます
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別名カシスと呼ばれる、日本でもおなじみの植物です。
画格いっぱいに描かれていて迫力があります。
こちらは花が房状になっているので、フサスグリかもしれません。
いずれにしても、夏には実がなりジャムや果実酒にして楽しまれていますが、この絵が描かれていたころの人も味わったのでしょうか? 想像すると楽しいですね。
絵の下のほうにある白黒部分は、花の断面図ですね。 ボタニカルアートらしい学術的な要素がみえ、愛好家にはたまらないと思います。
グリーン基調ですので、知的。甘さがありません。かわいい花の絵とは一線を画す植物画をお求めの方におすすめ。
作品について
世界最古の植物学誌である、英国カーティス「ボタニカルマガジン」の原本です。 今から200年近く前の版画です。複製ではありません。 現代の印刷では決して出せない、当時の顔料の深みある色彩、手すき紙の味わいを堪能できます。 絵を囲むようにしてついている四角形のスジは、プレートマークといって、銅版をプレスしたときにできる跡です。
保存状態はたいへん良好です。しみもほとんどありません。 (本物のアンティーク版画に共通して、ものにより、シミや紙の折れ目、軽微な破れがみえる場合がありますが、200年近く前の物としてごく自然なこと。アンティークの味わいとしてご理解ください。)
額装について
「素朴な植物の絵を、凝った額装で装飾する」というのが、ヨーロッパの貴族邸で流行した、ボタニカルアートの飾り方です。
こちらはその王道をいく本格的な英国式額装で、イギリスを代表するボタニカルアートを飾るにふさわしいものです。
・アメリカ製の本物のマーブル紙を使用(よくある、マーブルの模様を台紙に印刷したものではありません)
・手塗りの美しいライン(絵の窓部分の切り口に施されたゴールド、絵のまわりの美しい枠線、すべて手作業によるものです)
額縁は、クラシックなブロンズ色。照明が当たると反射しますが、遠目ではこげ茶色に見えます。落ち着いた色です。
表面は、アクリルを使用しています。アクリルはガラスより高価です。軽く割れないという利点があります(ガラスへの交換も承ります)。
--------- ブルートーンの額装で、たいへんおしゃれです。 このマット(台紙)は、渋みのある、にごったブルーです。水色でも青でもなく、抹茶色をブルーにした感じ?とでも申しましょうか。 渋い色なので、アンティーク版画独特の茶ばんだ紙によく合います。
主張する青ではないため、意外とどんな場所にも合います。 ほかのベージュマットの絵と並べて飾ってもOKです。壁面にリズムがついておしゃれですよ。 「部屋に青い物がないので、絵だけ青なのは浮いてしまうのでは」と思うかもしれませんが、意外と大丈夫です。もし心配なのでしたら、廊下に飾るのがおすすめです。
われわれ日本人は、額装にどうしても無色の無難なものを選びがちですが、欧米ではかなり大胆な色使いの額装をします。実際、洋室には色つきのほうが映えるものです。洋書に出てくるようなインテリアにしたい場合、このように色のきれいなものを持ってくると、それっぽくなります。
贈り物にもおすすめです。 ギフト用包装は無料で承っております。
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200年近く前の本物の原本、しかも額装つきでこの価格は、たいへんお買い得です。
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