Jane Jane C. Webb Loudon "THE LADIES' FLOWER GARDEN" 英国 1840-48
石版画 手彩色
なんてかわいらしい花たち! 19世紀に英国で描かれた、淑女の・淑女による・淑女のためのお花です。
当時、植物の栽培といえば、食用であり薬用であり、基本的に「男のやること」でした。 それを初めて、「お花ってこんなにきれいなんだから、わたしたちも楽しんで、育ててみましょうよ。」 と、世の女性たちに提唱したのがこのジェーン・ラウドン女史です。 現代女性に浸透しているガーデニングやフラワーアレンジメントも、もとをたどれば彼女がルーツだともいわれています。
絵の描き方も、従来のように学術目的で単独種で描くのではなく、色合いの合うお花どうしを集めて、アレンジのようにして、愛らしく、かわいらしく、描いているのです。
イギリスの淑女たちをトリコにした、色とりどりの美しいお花の絵、ぜひお宅に飾ってみませんか。
*こちらの作品は、すべて当時の原本、アンティークプリントです。複製ではありません。
*「『淑女の花園』は、某西洋先進国駐日大使公邸のメインダイニングルームに
飾られているのを、大使館を紹介するテレビ番組で見たことがあります。」との情報提供をいただきました。
|